海中での潜行中の動き
今回の記事では、海中での動きについての記事です
潜降後、浮上前といったフェーズです
ダイビングでは最も長い時間、そして最も楽しい時間です
このときを楽しむために、他のフェーズ段階があり、色々な技術があるといっても過言ではありません
もちろん楽しむのが大事です
それには安全があっての話です
安全、とは自分自身のダイビングスキルもですが、周囲のガイドや参加者の人たちとの適切な関係によっても得られるものと考えています
姿勢
頭を下げて泳ぐ
つい上をみてしまいがち
頭を下げれば、泳ぎやすくなり、流れがあるときも楽になる
海中の潮の流れは思ってる以上に強いので、泳ぎやすい姿勢は重要です
海中での位置
生き物を見るときは、水底から
魚と同じ目線はダメ
魚より下の目線を心掛ける
海に流れがあるときも、水底から
水底の方が流れの影響も受けにくく、楽
ガイドとの位置関係
上級者になる前は、ガイドから離れないが基本です
ガイドより後ろ
ガイドより上
これが基本の位置となります
先程書いたのは、魚を見る時は下から、でもガイドに対しては上からです
ここは逆の位置関係になっています
そして、特にビギナーのうちはガイドが振りかえればすぐそこにいるくらいの位置を保ちましょう
なにかあったときフォローをすぐにしてもらえた方が安全です
そして、自分の残圧にも潜行中は気にしておきましょう
残圧が70をきれば、ガイドに報告をしましょう
残圧によって安全停止のタイミングや時間を逆算して、実施することになるからです
もし、残圧が残りわずかで、3分間の安全停止に持たないようであれば、最悪ガイドのオクトパスを使用させてもらうなどの対応が必要になるからです
自分の残圧が少なければ、自分だけでなく他の人も危険に巻き込んでしまうことになります
他のダイバーの人たちとの関係
これまでは自分一人の動きだけを書いてきました
しかし、ダイビングは他の参加者の人たちもいます
個人のショップでいくときは、少ない時は自分を含めて2~3人くらい
多い時は、10名以上が参加者としています
その10名がガイドについていって海の中をダイビングしていく、といった感じです
ガイドからしたら、なるだけ特にビギナーは自分のすぐ後ろについておいてくれたら安心です
なにかあったらすぐフォローできる位置の為です
安全あってのダイビングなので、自分がまだビギナーを脱していないならば、ガイドの後ろにいることが無難でしょう
ガイドも普段は全体を先導するために、前をみて潜行しています
定期的には後ろを振り返り、状況を確認をしているようです
しかし、参加者が10名以上もいたら、だれがどこにいるのかすぐには分からない状態です
もし、そんな中自分にトラブルが起きたらどうでしょう
ガイドからの距離もはなれていたら、自分にトラブルが起きていること自体が分からないかもしれません
海中でのトラブルは死亡事故にもつながります
他の参加者の人たちとの位置関係やトラブル
僕自身もダイビング潜行中他の人と接触することもありました
アッと思ったらすぐ横や、真下に人がきています
横にいる人に、手でをあててしまい、レギュレーターやマスクをずらさしてしまったこともあります
真下にいる人が、自分が上にいることに気付かす深度を上げてきたこともあります
その時はあわててよけたこともありました
フィンでキックをしていたら人にあててしまったこともあるし、逆にあてられたこともあります
みんな、自分が興味のあるものや、魚などをみかけるとついそっちに意識が完全にむいてしまうものです
他の参加者のことがつい意識から抜けてしまいがちです
対策やこうすればいい、というのは周囲の注意を忘れないとなりますが
でも、魚や海の景色に夢中になってつい人に意識が抜けてしまうのが多々ありますね
あと、人にぶつかった時はやはり慌ててしまいます
呼吸が荒くなってしまいます
恐らく相手の方もでしょう
相手の人がベテランの人であれば問題無いでしょうが、ビギナーであればぶつかって事故になるかもしれないです
マスクやレギュレータが外れた時に、対処が出来ずにパニックになるかもしれません
逆にもし自分が逆にの立場でそのような事が起きた時に、対処をどうするかイメトレをしておくのが必要と感じてます
まとめ
今回の投稿では海中での位置について書きました
自分自身が泳ぎやすいのは海底より
魚やガイドとの位置関係
そして周囲の人との距離感覚
これらが揃って、安全なダイビングが楽しめると思います